春の七草(ゴギョウ)
御形(ゴギョウ)
学名:Gnaphalium
affine
別名 母子草(ハハコグサ)
人々の身代わりとして川に流す人形を「御形仏」と呼び
この草を御形仏の代わりに流す風習があったことから
“御形”という名前になったという説がある。
また、母子草の名前の由来もいくつかあるが
この草には柔らかな毛が生え
それが母が子を包みこむようなので付いたというものや
白い毛が生える様子がほつれて乱れている(ほうけている)
様子からホウケグサと呼ばれそれが転じて呼ばれるようになったなど
いくつかの説がある。
またこの七草には次のような意味が込められているとのこと。
セリ :競り勝つ
ナズナ :撫でて汚れを除く
ゴギョウ :仏の体
ハコベ :繁栄がはびこる。
ホトケノザ :仏の安座
スズナ :神を呼ぶ鈴
スズシロ :汚れのない純白。
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